『Donut worry, be happy!』制作過程

現在ダイエット中で、無性にドーナッツが食べたくなったので、代わりに自CPにたくさん食べてもらいました。タイトルも『Don’t worry, be happy』ならぬ『Donut worry, be happy!』。

ラフ

以前、二次創作でも描いたことがあった、写真をランダムにばらまくタイプの構図。今回はそれを使ってみました。（左上の写真だけラフ段階で保存しておくのを忘れたため、下書き段階になっています）

写真に書かれた文字は、ネットで見つけたもので、以下の通りです。

左上：Be happy in this meowment.
（自室にてセルフタイマーで撮影・アレックスが記入）
猫のドーナッツを描くにあたり、momentを猫の鳴き声のmeowにかけている可愛い文章を見つけたので採用。
仕事帰りに寄ったカフェでカマロに似たドーナッツを買ったアレックス。フィリップがそれを持ってカマロをからかっています。「ドーナッツは食べちゃうのが惜しい可愛さだけど、カマロは食べちゃいたいくらいの可愛さだよ」とキスしてくるアレックスを横目に、カマロはドーナッツに興味津々の様子。

右上：You are one in a melon.
（フィリップが実家にて撮影・記入）
“You are one in a million.”（君は100万人に1人の人＝特別な存在）のmillionを音の似たmelonに変えてもじったもの。「ドーナッツがテーマの絵→ドーナッツに似た形だし浮き輪も描こう！」となり、「どうせなら今の時期らしくスイカ型の浮き輪にしよう」とこのフレーズを使いました。
フィリップの実家のプールで遊んでいるアレックスを、バルコニーからフィリップが撮影したものです（フィリップの肌は強い日差しに弱いので、あまりプールには入りたがりません）。

中央：You brighten up my rainy days.
（自室にてセルフタイマーで撮影・アレックスが記入）
「君は雨の日の気持ちを明るくしてくれる」。梅雨時期なので虹も見たいなという思いで、雨の日にぴったりの甘い言葉を選びました。
同性カップルで虹モチーフというとレインボーフラッグのイメージもあり、偶然にも６月はちょうど世界的にプライド月間ですが、自創作はあくまでファンタジーであり、我々の暮らす世界の社会活動と絡めることは極力しないつもりなので、特に関係はありません（お恥ずかしいことに、プライド月間なのも先日知りました…）。

左下：#foodporn
（フィリップが路上にて撮影・記入）
SNSで使われるいわゆる『飯テロ』タグ。美味しい料理や映えるスイーツを投稿したりするときによく使用されていますよね。個人的に大好きなタグです。
デート中に入ったお店で買ったミニドーナッツ付きのソフトクリームをフィリップが撮影し、SNSに載せたものが元の写真という設定になっています。当初は人魚の尾ビレをかたどったお菓子が刺さったマリンチックなソフトクリームを考えていましたが、後ほど変更しました。

右下：We go together like coffee and donuts.
（シャマルがバスケコートにて撮影・アレックスが記入）
アメリカでコーヒーのお供といったらドーナッツ！この切っても切れない関係をカップルの絆と絡めた素敵なフレーズで、自CPを描く上でいつか使いたかったもののひとつです。
シチュエーションとしては、カイやシャマルとバスケをしていたフィリップとアレックスでしたが、休憩中にいちゃついていたところをシャマルに隠し撮りされたというものです。

完成品をご覧頂くとお分かりいただけますが、フィリップの書いた文字は太いマーカーで、アレックスのほうは細いペンで分けています。

ちなみに、他２枚の写真はほとんど隠れていますが、左中央はアレックスが店内で撮影、上中央はフィリップが店内でそれぞれ撮影している設定です。