『Pumpkin Patch』制作過程

もう10月が終わるというのに、ツイッターのヘッダーがまだ夏真っ盛りの『Fresh your day』のままなことにさすがに焦りを覚え、ハロウィン絵を描こうと決めた。以前描いたハロウィン絵『Trick me baby』は、アレックスのスケベな妄想を描いただけだったので、今回はマジメに可愛く。

アメリカのハロウィンのイメージと言ったら、”Pumpkin Patch”(農場や町中に出現するカボチャ売り場)と”Corn Maze”(トウモロコシ畑の迷路)でしょう!でもトウモロコシ畑描くの超めんどくさい!パンプキン・パッチで決まり!語感も良いし!

こんな感じで即決。

ラフ

ポーズの参考にしたのはこちらのフリー素材

エンジェル・シティの東端、エル・アルカンヘル地区のある農場のパンプキン・パッチを訪れた2人。フィリップは飾りつけ用のカボチャをゲットしてはしゃいでいる(かわいい)。

ちなみに、アレックスの両親のエステバンとメリンダはエル・アルカンヘル出身。ラティーノの農業従事者が多い地域。

下書き

背景に納屋とサイロ、カボチャの山を足す。途中から屋根勾配が変わるタイプの納屋が好きなので今回はそれを選んだ。スネフェル王の屈折ピラミッドみたいな形。

線画(ボツ)

途中で画面左奥に風力ポンプ(農業用水として使用するために井戸から水を引き揚げる装置)を描き足したものの、画面のバランスが取りづらくボツに。

線画(最終稿)

電球の光で温かな雰囲気が増すので、電線も3本に増やした。色塗り前に背景の線画にはレンズぼかしをかけた。

色塗り

基本はバケツ塗り。デニムのダメージは水彩境界(濁り)レイヤーで白い線を引いただけ。フィリップのトップスの柄は以前どこかで見たカウボーイに扮したオバケの絵が可愛かったのでアイデアを拝借した。オバケの下の文字は”Yee Haw”ならぬ”Boo Haw”。

完成

一輪車や柵、納屋などの汚れは、つい先日メディバンに実装されたブラシ「アナログ汚し1、2」で重ねた。メディバンの質感系ブラシは様々ある中、この新しい2本は本当~~に重宝している。それからキラキラ系ブラシも。最近どんどんブラシが増えてきて、とっても有難い。

ところで、次に描きたい一枚絵の候補はすでにいくつかあるので、漫画と並行してぼちぼち頑張ります。

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