『Falling leaves』制作過程

「ハロウィン~感謝祭まで使えるだろ!」という気持ちでサイトやSNSのヘッダーに据えたのが、前回描いたイラスト『Pumpkin Patch』。でもそろそろ消費期限だな…ということで、季節感ある新作に着手した。

描いてみてあらためて思う。

やっぱり秋は良い。

大好き。

四季は秋・秋・秋・チョイ冬がいい。来世は常秋の国に行きたい。『ロード・オブ・ザ・リング』の裂け谷が理想(あれはもしかしたら中つ国の善良な生き物たちの衰退の暗喩だったりするのかなとも思うけど…)。

話は反れたが、以下制作過程。

ラフ

パンやお菓子が売っているカフェテラスのベンチに座り、舞い散る街路樹の葉を見上げるフィリップとアレックス。まさに秋ど真ん中。

下書き

完成絵を見ると分かりづらいけど、2人の飲み物はフィリップがアップルクリスプ・フラッペでアレックスがパンプキン・スパイス・ラテ。ここでフィリップのフラッペにトッピングとして描かれているメイプルクッキーは線画で省いた。

下書き(ボツ)

(右足がヤバい方向にひん曲がっとるぞ…)

線画

メディバンのブラシに感謝の気持ちでいっぱいです。

葉っぱ1枚も手描きせずに済んだのよ…ブラシパワー凄い(葉っぱ以外は手描き)。下書き左上に描いていた窓飾りはオーニングに変更。

色塗り(ベース)

オフホワイト、ベージュ、ブラウン、グリーンでまとめた。よくある配色のわりには、今まであまり使ってこなかった組み合わせかも。絵が下手で分かりづらいけど、パンはクロワッサン・ダマンド。

色塗り(落ち葉)

  1. 【通常100%】ベース
  2. 【乗算50%】「アナログ汚し」ブラシ+「エアブラシ」で着色
  3. 【通常100%】同上ブラシで黄緑色を足す
  4. 【焼き込み100%】ベースと同じレイヤー
  5. 【乗算100%】「アナログ汚し」ブラシで葉の赤みとシミを追加

完成

▼各パーツの効果の付け方

アレックスのセーター:カスタムノイズ(フィルター→マーカー用紙1)

アレックスのデニム:トーン(布生地2)+「手描きベタ境界2」ブラシ

パン:「油彩」ブラシ+「質感ブラシ」+「キラキラ2」ブラシでツヤ足し

建物外壁:フリー画像のテクスチャ+「質感M1 ヒビ」ブラシ

窓ガラス:フリー画像はめ込み

ベンチの木目:カスタムノイズ(フィルター→木目)

ベンチの脚:「アナログ汚し2」ブラシ

石畳:フリー画像のタイル

光ってる場所全般:加算・発光レイヤー+「エアブラシ」

お店のロゴはCanvaで作成。

参考画像

こちらのフリー画像に映っていたお店の外観を参考にしました。本作と違い、こちらは完全にクリスマス仕様でとっても素敵。こんな配色も良いね。

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